個人情報保護法対応(開示・訂正・削除申請の処理)
個人情報保護法に基づき、従業員・元従業員・顧客などから「自分の個人情報を教えてほしい(開示)」「間違いを直してほしい(訂正)」「消してほしい(削除)」といった申請があった場合の対応方法をWorkVellで解説します。
個人情報保護法とは?
個人情報保護法(個情法)は、個人情報の適正な取扱いを定めた日本の法律です。2022年の改正により、個人の権利が大幅に強化されました。
本人から申請できる権利(2022年改正後)
| 権利 | 内容 |
|---|---|
| 開示請求 | 自分の個人情報の内容を教えてほしい |
| 訂正・追加・削除 | 間違いを直してほしい、追加・削除してほしい |
| 利用停止・消去 | 法令に違反して取得・利用されている場合の停止要求 |
| 第三者提供停止 | 第三者への提供をやめてほしい |
WorkVellでの対応手順
申請の受付
管理画面 → セキュリティ・データ管理 → 個人情報申請管理
申請を受けたら新規申請として登録します:
- 申請者氏名
- 申請日
- 申請の種類(開示・訂正・削除・利用停止)
- 申請内容の詳細
- 本人確認書類のアップロード
期限:原則、申請を受けてから2週間以内(短縮・延長の事情がある場合は通知が必要)
本人確認
申請者が本当に本人かどうかを確認します。
- 社員証・免許証・マイナンバーカードなどで本人確認
- 代理人申請の場合は委任状・代理人の本人確認書類も必要
開示対象データの特定
WorkVellに保存されている当該個人の情報を確認します:
- 従業員プロフィール(氏名・住所・生年月日など)
- 給与・社会保険情報
- 勤怠記録
- 評価・面談記録
- ログイン履歴
開示データのエクスポート:管理者が対象ユーザーのデータを一覧エクスポートできます。
訂正・削除の実施
訂正が必要な場合:
- 1.該当箇所を修正
- 2.修正履歴に「個人情報保護法第34条に基づく本人申請による訂正」を記録
削除が必要な場合:
- 法定保存期間(労働基準法上は3年等)中のデータは削除できない場合があります
- その場合は「利用停止」の対応を検討
対応結果の通知
申請者に書面(またはメール)で対応結果を通知します。
- 「開示しました(添付:エクスポートデータ)」
- 「訂正しました(訂正内容:〇〇)」
- 「削除できませんでした(理由:法定保存期間中)」
記録の保存
申請対応の記録は3年以上保存することを推奨します。後から「対応したかどうか」を証明するための証跡になります。
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