WorkVellWorkVell
労働法・勤務制度·サポートコードLABOR-028

同一労働同一賃金への対応(正規・非正規格差の確認方法)

「同一労働同一賃金」とは、正規・非正規(パート・派遣など)の不合理な待遇格差をなくすことを求めた法律です。WorkVellでの格差チェック方法を解説します。

同一労働同一賃金とは?

同一労働同一賃金とは、正規雇用労働者(正社員)と非正規雇用労働者(パートタイマー・有期契約社員・派遣労働者)の間で、不合理な待遇の差を禁止する原則です。

法的根拠

  • パートタイム・有期雇用労働法(2020年4月施行)
  • 労働者派遣法(2020年4月施行)

対象となる「待遇」の範囲

同一労働同一賃金が求める「待遇の均等・均衡」は、賃金だけにとどまりません。

待遇の種類内容
基本給職務内容・成果・能力・経験などに基づく合理的な差なら許容
賞与業績・貢献度に応じた差なら許容
手当通勤手当・食事手当・住宅手当などは同一条件なら同一額が原則
福利厚生食堂・更衣室・休憩室などは均等適用が必要
教育訓練同じ職務には同じ訓練機会を提供
休暇慶弔休暇・病気休暇なども不合理な差は禁止

WorkVellでの格差チェック方法

雇用形態別待遇比較レポート

人事管理 → 分析・レポート → 同一労働同一賃金チェック

職務内容(ジョブグレード)が同等の正規・非正規従業員を抽出し、以下を比較します:

  • 基本給の平均・分布
  • 各種手当の支給状況
  • 賞与支給率
  • 福利厚生の利用可否

不合理格差のフラグ機能

同一の職務区分で正規・非正規の待遇差が一定以上ある場合、レポートに警告フラグが表示されます。


説明義務への対応

非正規労働者から待遇の説明を求められた場合、説明義務があります。WorkVellのレポート機能で以下の資料を準備できます:

  • 職務内容・責任の範囲の記録
  • 待遇決定の基準・理由
  • 正規・非正規の比較一覧

重要:説明を求めたことを理由とした不利益取扱いは違法です。


よくある誤解

Q:「同一」なら全く同じ賃金にしなければならない?

A:いいえ。「不合理な格差をなくす」ことが目的です。職責・能力・経験の差に基づく合理的な格差は許容されます。「なぜこの差があるか」を説明できることが重要です。

同一労働同一賃金格差是正非正規労働者パートタイム均等待遇均衡待遇説明義務

この記事は役に立ちましたか?

関連ドキュメント